松伯美術館

奈良市登美ヶ丘にございます「松伯美術館」に行ってきました。大きな区画の立派なお屋敷が建ち並ぶ住宅地のなかにあり、モダンな3階建ての美術館でした。敷地内には、近鉄グループ中興の祖と呼ばれる佐伯勇さんがお住まいされていた数寄屋建築の邸宅があり、開館日の土曜・日曜・祝日は内庭を開放されています。

現在は「歩々清風ー日本画家 上村松園・松篁・淳之の歩みー」が開催されていました。元々上村松園さんの作品が好きで、いろんな展示会で拝見させていただいておりましたが、今回は上村松園さんと子、孫の三代の作品が展示してあり、とても良かったです。特に松篁さんの「丹頂」は素晴らしく近くから遠くから場所を変えて拝見いたしました。

どんな業界でも、スーパースターが三代続くことは難しいように思いますが、見事に成し遂げた上村家ですね。

こちらの展覧会は、6月12日まで開催されています。平日に行きましたが、たくさんの方がお見えになっておりました。ご興味のある方は、是非ご覧ください。

蘆花浅水荘と山元春拳画塾

大津市歴史博物館で開催されております、山元春拳生誕150年記念企画展「蘆花浅水荘と山元春拳画塾」を見学してきました。

ご存じの方もおられるかと存じますが、山元春拳さんは膳所出身の近代京都画壇で名声を獲得された画家です。私も10年ほど前に春拳さんのお孫さん(私64歳より年上の方です)とお会いする機会があり、永くお付き合いさせていただいております。

春拳さんの作品展は、滋賀県立美術館や愛知県長久手市の名都美術館で拝見させていただいておりましたが、お弟子さん(早苗会)の作品は初めて拝見させていただきました。春拳さんの画風を継がれた本格派からユニークな作品まで、所狭しと展示されおり、新しい発見がたくさんございました。

また、題名にもございます「蘆花浅水荘」は、大津市中庄一丁目にございます春拳さんの近代数寄屋建築の別邸兼画室で、重要文化財にも指定されています。弊社も建物見学会やセミナー等を開催させていただいておりますが、見学された方は、膳所の近くにこんな素晴らしい建物と庭があったのかと皆様驚かれます。通常は3日前に予約が必要でございますが、今月16日㈯と17日㈰は予約なしで拝観できます。(午前11時・午後1時・午後3時から案内していただけます)是非この機会にご覧ください。作品展示会は残念ながら、17日㈰で終了になりますので、ご興味のある方はお急ぎください!

カモの散歩

今朝、散歩をしておりましたら、カモが琵琶湖から上がってみんなで散歩していました。

大津市由美浜のなぎさ公園サンシャインビーチを元気に走り回っていました。

普段は琵琶湖をスイスイと泳いでいますが、走る姿も可愛いですね!

相模川の桜

今年も綺麗に咲きました!

膳所周辺の桜のなかで人気のスポットです。

ようやく春らしい天候になりました。夏は子供たちが川遊びをする相模川、これから水が恋しくなる季節になります。

戦争、コロナと暗いニュースが続きますが、満開の桜を見て元気になりましょう!

近江高校  

昨日は甲子園に近江高校の応援に行ってきました!

急遽、出場が決まった近江高校でしたが、決勝まで進出することができました。感動する試合が多くあり、素晴らしい準優勝でした!

近江高校の応援団が、スーパー平和堂の店内で流れているイメージソング「かけっことびっこ」を演奏したしたときは、ひっくり返りそうになりましたが、最後にへーいわーどーと思わず口ずさみました。応援曲としても、たいへん盛り上がりました!

決勝で大阪桐蔭に負けましたが、夏は優勝を目指して頑張ってください。楽しみにしています!

トーチ

北京オリンピックもいよいよ終盤になりました。日本人選手の活躍が素晴らしいですね!

オリンピックにちなみまして、トーチの話題をひとつ、弊社事務所の1階にございます家庭料理ゆうあんさんに1998年に日本で開催された長野オリンピックのトーチが飾られています。

このトーチは、ゆうあんのオーナー南ゆう子さんのご主人南敏文さんが長野オリンピックの聖火リレーの時に持って走られたものです。

実は南敏文さんは、レスリングで1980年のモスクワオリンピックの日本代表選手でしたが、残念ながら旧ソ連のアフガニスタン侵攻に抗議して、日本がボイコットしたため、幻のオリンピック選手になってしまいました。当時、柔道の山下選手やレスリングの高田選手が参加したいと、涙ながらに訴えたことを思い出します。

南敏文さんもそんな悲しい過去をお持ちですが、レスリングの監督として強い選手を育て、明るく何事にも前向きで素晴らしい人生を送られています。

皆様にお見せしたいと、お家に置かれていたトーチをお店に持ってこられましたので、是非ご覧ください‼

膳所駅が1番でした‼

先日の京都新聞に、リクルート住まいカンパニーがまとめた「SUUMO住んでいる街実態調査2020関西版」が掲載されていました。

なんと「住民に愛されている街(駅)ランキング」で、第1位がJR膳所駅、第2位が京阪膳所駅、最近人気の南草津駅(第3位)を押さえてワンツーフィニッシュを果たしました!

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「住民に愛されている街(駅)ランキング」は、インターネットによるアンケートで、住んでいる街が好きかの問いから始まり、住んでいる街の魅力を聞いた結果が順位になっているそうです。

最近、膳所のランドマークの西武百貨店大津店が閉店なり、さびしくなりましたが、久し振りにうれしいニュースが飛び込んできました。私も住んでいますが、風光明媚と利便性を兼ね備えた素晴らしいところです。琵琶湖も望めますので、GoToトラベルを利用して、是非お越しください!

 

皇室の名宝

京都国立博物館で開催されている「皇室の名宝」御即位記念特別展を見学に行きました。

DSC_0294宮内庁三の丸尚蔵館所蔵の名品と天皇家伝来の御物が東京以外の地でまとまって公開されるのは初めてらしいです。午前10時から拝見させていただきましたが、多くの方が来場されていました。

書画や絵巻物、絵画が展示されていましたが、その中でも、伊藤若冲の作品が素晴らしく、一際目立っていました。

この展示会は、前期が11月1日まで、後期が11月3日から11月23日まで開催されますので、秋の京都にお出掛けになられては如何でしょう?但し、コロナの影響で30分刻みの予約制になっておりますので、ご注意ください。

 

白沙村荘と茂庵さん

先日、京都の銀閣寺周辺を散策いたしました。最初に行ったのは橋本関雪記念館の「白沙村荘」です。

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「白沙村荘」は、大正・昭和期の日本画壇で活躍した日本画家の橋本関雪が基本設計した建物と庭園があります。10000㎡におよぶ敷地には、画室と主家、茶室、洋館などの建物と池や小川が配置された庭園があります。特に紅葉の季節の散策は素晴らしいと思います。

2014年に開館した新美術館は、近代的な建物で関雪が構想していた新美術館をお孫さん、曾孫さんが引継ぎ、構想から完成まで長い年月をかけて無事開館しました。館内に関雪の作品や資料、収集品が展示されています。2階のバルコニーからは大文字が正面に望めます。(写真中央上段が大文字)

「白沙村荘」を出て、車で数分の所に「茂庵」さんがございます。「茂庵」さんは吉田山山頂にあるカフェです。

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賑やかな通りから坂道を登ると途中に大正時代の長屋があったり、細い道になったり本当にこの上にカフェがあるのかと不安になりましたが、山頂に着くと写真の建物が建っていました。

11時過ぎに「茂庵」さんに到着、11時30分開店でしたが、もう数組待っておられ、その後にも数人が続いて登ってこられました。3組目で名前を呼んでいただき、中へ入らせていただきました。こちらも窓から大文字が望めます。

当日のメニューは、シーフードレモンカレーとピタパンサンドランチセットでした。どちらもとても美味しく食べさせていただきました。

食事が終わり、外に出るとたくさんの方が順番待ちをされていました。知る人ぞ知る人気のカフェですが、まさか山頂にある人気のお店は珍しいですね!

しばらくは、月曜日と火曜日がお休みです。「茂庵」さんに行かれる場合は、運動靴をお勧めいたします!