先日、京都の銀閣寺周辺を散策いたしました。最初に行ったのは橋本関雪記念館の「白沙村荘」です。
「白沙村荘」は、大正・昭和期の日本画壇で活躍した日本画家の橋本関雪が基本設計した建物と庭園があります。10000㎡におよぶ敷地には、画室と主家、茶室、洋館などの建物と池や小川が配置された庭園があります。特に紅葉の季節の散策は素晴らしいと思います。
2014年に開館した新美術館は、近代的な建物で関雪が構想していた新美術館をお孫さん、曾孫さんが引継ぎ、構想から完成まで長い年月をかけて無事開館しました。館内に関雪の作品や資料、収集品が展示されています。2階のバルコニーからは大文字が正面に望めます。(写真中央上段が大文字)
「白沙村荘」を出て、車で数分の所に「茂庵」さんがございます。「茂庵」さんは吉田山山頂にあるカフェです。
賑やかな通りから坂道を登ると途中に大正時代の長屋があったり、細い道になったり本当にこの上にカフェがあるのかと不安になりましたが、山頂に着くと写真の建物が建っていました。
11時過ぎに「茂庵」さんに到着、11時30分開店でしたが、もう数組待っておられ、その後にも数人が続いて登ってこられました。3組目で名前を呼んでいただき、中へ入らせていただきました。こちらも窓から大文字が望めます。
当日のメニューは、シーフードレモンカレーとピタパンサンドランチセットでした。どちらもとても美味しく食べさせていただきました。
食事が終わり、外に出るとたくさんの方が順番待ちをされていました。知る人ぞ知る人気のカフェですが、まさか山頂にある人気のお店は珍しいですね!
しばらくは、月曜日と火曜日がお休みです。「茂庵」さんに行かれる場合は、運動靴をお勧めいたします!