大津市歴史博物館で開催されております、山元春拳生誕150年記念企画展「蘆花浅水荘と山元春拳画塾」を見学してきました。
ご存じの方もおられるかと存じますが、山元春拳さんは膳所出身の近代京都画壇で名声を獲得された画家です。私も10年ほど前に春拳さんのお孫さん(私64歳より年上の方です)とお会いする機会があり、永くお付き合いさせていただいております。
春拳さんの作品展は、滋賀県立美術館や愛知県長久手市の名都美術館で拝見させていただいておりましたが、お弟子さん(早苗会)の作品は初めて拝見させていただきました。春拳さんの画風を継がれた本格派からユニークな作品まで、所狭しと展示されおり、新しい発見がたくさんございました。
また、題名にもございます「蘆花浅水荘」は、大津市中庄一丁目にございます春拳さんの近代数寄屋建築の別邸兼画室で、重要文化財にも指定されています。弊社も建物見学会やセミナー等を開催させていただいておりますが、見学された方は、膳所の近くにこんな素晴らしい建物と庭があったのかと皆様驚かれます。通常は3日前に予約が必要でございますが、今月16日㈯と17日㈰は予約なしで拝観できます。(午前11時・午後1時・午後3時から案内していただけます)是非この機会にご覧ください。作品展示会は残念ながら、17日㈰で終了になりますので、ご興味のある方はお急ぎください!