琳派誕生400年記念 琳派 京(みやこ)を彩る

先週の水曜日に京都国立博物館で開催されている「琳派誕生400年記念 琳派 京(みやこ)を彩る」を見学に行きましたが、240分待ちの表示を見て並ばずに帰ってきました。

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どうしても拝見したくて、今週の水曜日に再度見学に参りました。先週より短い60分待ちの表示でしたが、実際並ぶと30分程度で入場できました。DSC_0627本展は、本阿弥光悦が徳川家康から鷹峯の地を拝領して400年となることを記念して開催されたもので、本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳・乾山、酒井抱一といった琳派といわれる芸術家の作品が勢揃いし、特に俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一筆の「風神雷神図屏風」が並ぶ展示室は見応えがあり、作品を比較しながら拝見させていただきました。

本展は今月23日迄ですが、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一筆の「風神雷神図屏風」が並ぶのは8日迄となっています。興味のある方は、是非ご覧ください!

 

 

第4回ZEZEセミナーを開催いたしました!

前回大変好評をいただきました「蘆花浅水荘の内覧会」を再度開催させていただきました。

P1020406蘆花浅水荘は、明治・大正・昭和初期にかけて、京都画壇で活躍された山元春拳さんの別荘庭園です。重要文化財に指定され、現在の技術や環境では難しい趣向の数々、五間半におよぶ一本物の北山丸太の材料など、見所満載の建物とお庭を山元春拳さんのお孫様の山元寛昭様にご案内いただきました。

P1020409参加者の皆様は、山元寛昭様の説明をお聞きになり、建物とお庭の細部まで熱心にご覧になられていました。

内覧会の後は、蘆花浅水荘内でお庭を見ながらお弁当をいただきました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!

 

大津祭

今年も湖国三大祭の一つ「大津祭」が執り行われました。

昨晩は宵宮でした。たくさんの提灯が灯り、「コンチキチン」の祭囃子が町中に響いていました。年を追うごとに見物される方が増えているようで、嬉しく思います。

DSC_0544今日は本祭です。早朝から雨が降っていましたが、巡行開始の時には雨は止み、暑くもなく過ごしやすい良い日になりました。

毎年本祭は拝見させていただいておりますが、初めて出発時に立ち会うことができました。13基の曳山が勢揃いする光景は素晴らしいです。

その後、所望(からくりを演じる)場所で待機して、曳山のカラクリを拝見しました。カラクリは大津祭の特色で、それぞれの曳山が能や中国の故事に因んだ題材を取り入れています。かわいい人形の動きやユニークな構成で、見終わった観客は拍手喝采でした。

DSC_0550もう一つの特色は、曳山から撒かれる粽(ちまき)や手拭いです。

曳山から見物客に粽(ちまき)や手拭いが撒かれ、大勢の見物客が取り合いをします。私も童心に返り必死に取りにいきましたが、成果は粽一つでした。時には怪我をされる方もおられ注意が必要です。

このように大津祭は特色がたくさんあり素晴らしいお祭りです。ここ数年見物される方も増えていますが、もっと多くの方に良さが伝わると良いですね!

 

 

建仁寺

先日、京都市東山区にございます「建仁寺」を拝観させていただきました。

建仁寺は建仁2年(1202年)将軍源頼家が寺域を寄進し栄西禅師を開山として宋国百丈山を模して建立されました。

DSC_0419玄関に近いお部屋には有名な俵屋宗達の屏風画 国宝「風神雷神図」が展示されています。この屏風画は複製で、本物は京都国立博物館にあるそうです。複製でもとても迫力がありました。DSC_0421広い建物内を拝観しておりますと枯山水様式のお庭、○△□乃庭や由緒ある襖絵など見所が満載でしたが、その中でも、歴史のある建物の中に斬新な鳥羽美花さん制作の襖絵「船出」が目を引きました。鳥羽美花さんはベトナムの移ろいゆく風景をテーマした作品を制作されているそうです。

DSC_0447襖の引手もオールの形をしています。

DSC_0446最後に拝観させていただいた法堂の天井画「双龍図」は、平成14年建仁寺創建800年を記念して、小泉淳作画伯が2年の歳月をかけ取り組まれた大作です。壮大な水墨画に圧倒されました。DSC_0477

今まで多くの神社仏閣を拝観させていただきましたが、建仁寺は、写真撮影を許可されていたり、新しい作品の展示など開かれたお寺さんという感じを受け、拝観中ずっとワクワクしていました。皆様も紅葉の時期に拝観されては如何ですか?

 

京都市市民防災センター

昨日の午前中、大津では台風の影響で警報が出ていましたが、皆様のお住まいのところは大丈夫でしたか?

そんな中、私は「京都市市民防災センター」に見学に行ってきました。「京都市市民防災センター」は、災害時に不可欠な防災知識や行動を『見る』『聴く』『触れる』『感じる』ことで学ぶことができる施設です。

DSC_0350施設の1階には、強風体験コーナー(風速32メートルの強風下における行動の困難性を体験し、自然災害について紹介されています。実際に32メートルの風は強烈で、手摺を持ってなんとか立っていることができ、息苦しさを感じました)、地震体験コーナー(震度4~7の横揺れを体験し、地震発生時の心構えと日ごろの備えを紹介されています。実際に震度7は揺れが激しく、テーブルの脚をもって耐えていました)などの疑似体験を主としたブースや、3階には消防ヘリ(シミュレーター・エアレスキューパイロット)が展示されていたり、子供消防隊など小さなお子様も楽しく学べる設備が盛り沢山でした。

DSC_0351「京都市市民防災センター」は、京都市南区にあり膳所から自動車で40分ほどで行けます。最近自然災害が強大になってきています。ご自身のくらしの安全を守るため、防災の意識、行動力を高めるために見学されては如何ですか?

 

ステーキMOOさん

昨晩はナカマチ商店街百町物語にオープンされた「ステーキMOO」さんに行きました。DSC_0346「ステーキMOO」さんは弊社建築部が改装させていただきました。

お店に入るとテーブル席があり、外部からもよく見えます。奥の扉を開けるとカウンター席になっており、そこでシェフがお客様の前で腕を振るってくれます。

DSC_0343贅沢に厳選されたお肉・魚介類・野菜が美味しく、シェフのダジャレ?で楽しい時間を過ごすことができました。

「ステーキMOO」さんは午前11時からのランチタイム、午後6時からのディナータイムがあり、旧西友前で営業されています。

昔の賑わいが戻りつつあるナカマチ商店街と新しくオープンされた「ステーキMOO」さんを訪問されては如何ですか。

 

 

夏本番!

暑い日が続きますが、皆様お元気ですか、今月7日に開催された「びわ湖大花火大会」はご覧になられましたか?昨年とは違い、良いお天気に恵まれ良かったですね。今年は「日本遺産ビワイチの旅」というテーマで、文化庁に認定された滋賀県の日本遺産「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産」をとりまく花にスポットを当て、約1万発の花火で表現されたそうです。少し風もあり見やすかったですね。

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昨日はお休みをいただき、比叡山に涼みに行きました。比叡山ドライブウェイの中腹の夢見が丘に「かぶと虫の家」がありました。

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ネットで覆った約450㎡の雑目林にかぶと虫を放っておられます。

DSC_0319自由にかぶと虫を手で触って観察できます。夏休みで多くのお子さんが来場されていました。

DSC_0321「かぶと虫の家」で働かれている方はとても親切です。かぶと虫のことをよく御存じで、小さなお子様にも丁寧に教えてくださいます。最近街中で見る機会が減ったかぶと虫と避暑を兼ねて尋ねられては如何ですか。(残念ながら、今月16日で終了です)

最後にもう少し足を延ばし「ガーデンミュージアム比叡」まで上りました。いつもながら綺麗なお花が一面に咲いていました。

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先日の落雷のため、園内の一部施設の営業が休止されていましたが、山頂は涼しく良い時間を過ごすことができました。

暑い夏を乗り切るため、楽しいことを見つけたいですね!

 

 

 

奈良の大仏様

昨日は所要で奈良に行き、東大寺を拝観させていただきました。 DSC_0160久しぶりに拝む東大寺はやはり大きかった。世界最大の木造軸組建築と言われ、一説によると、大仏殿と大仏建造工事には、延べ260万人が関わり、工事費用は現在価値に換算すると約4657億円になるそうです。今話題になっている新国立競技場の約1.8倍にもなります。

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東大寺は日本の誇りで、日本人の強い信仰心と高い建築技術が随所に見受けられます。

新しい時代に、この心と技術が引き継がれることを祈念いたしております!

なぎさ公園市民プラザの小径

朝の散歩を続けていますが、早朝から陽射しがとても強くなってきました。京都の祇園祭も近づき、いよいよ夏本番ですね。

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上の写真をご覧ください。「何処の山道かな?」と思われるかもしれませんが、この素敵な小径は、琵琶湖岸の「なぎさ公園市民プラザ」にございます。市民プラザは、野外コンサートができるようになっていますが、その観客席の後ろ側がこの小径です。

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距離は約170m続く小径ですが、歩くととても気持ちよく、涼しさを感じられ、特に夏場はお勧めです!夏バテする前にぜひ一度お歩きください!

 

第3回ZEZEセミナーを開催いたしました!

今日は蘆花浅水荘で第3回ZEZEセミナーを開催させていただきました。

P1010711蘆花浅水荘は、明治・大正・昭和初期にかけて、京都画壇で活躍した日本画家山元春挙さんの別荘庭園で建物はもちろん、庭園も素晴らしいです。今回は山元春挙さんのお孫さん 山元寛昭様のご厚意で、セミナーの会場として利用させていただきました。写真を撮りましたので、ご覧ください。 P1010743

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P1010656P1010704 P1010674写真はほんの一部です。膳所にも歴史的価値のある建物と庭園があることを、お一人でも多くの方に知っていただきたいと思います。

さて、今回のセミナーは、過去2回のセミナーが相続税や不動産の有効活用などがテーマでしたが、今回は趣向を変えて膳所歴史資料室運営協議会会長の上田正雄様に「膳所の昔話、四方山話」と山元寛昭様に蘆花浅水荘のご案内をお願いいたしました。

P1010689P1010691上田様のお話と山元様のご案内をお聞きしていると、やっぱり膳所は歴史があって素晴らしい街だと改めて感じました。上田様、山元様、ご参加いただきました皆様たいへんお世話になりありがとうございました。